日本人が英語を学ぶべき理由
「日常生活でも仕事でも英語は全然使わないし、それで特に不自由もしていないから、別に英語を勉強しなくても良いのでは？」
「高校受験や大学受験では英語はできた方が良いけれど、それ以外では特に必要ないかな。」
そう感じておられる方も多くいらっしゃると思います。
なぜ、英語を学ぶ必要があるのでしょうか？
日本人が英語を学ぶべき理由は３つあります。
- 「英語ができる」ことにより、仕事の幅と可能性が広がる。
- 英語で発信される情報にアクセスすることにより、国内では得られない情報を入手することができる。
- 英語でコミュニケーションすることで、外国人の友人ができ、海外文化を肌で感じることができる。
「英語ができる」ことにより、仕事の幅と可能性が広がる。
下（表１）、（表2）は、国際ビジネスコミュニケーション協会（IIBC）が、TOEIC Programを活用している企業・団体における英語教育・英語活用の実態調査とビジネスパーソンの職場での英語に対する意識についての調査結果です。
「今後のビジネスパーソンにとって重要な知識やスキル」について尋ねたところ、回答企業の82％が「英語」と回答、多くの企業で英語力が重要視されています。
また、社員や職員に不足しているスキルとして、回答企業の約70％が「英語」と回答しています。
（表1）
（表2）
（出所：国際ビジネスコミュニケーション協会（IIBC））
また、下（表3）のように社員採用時や昇格、海外赴任等の際に、英語力（TOEICスコア等）を条件とする企業が増加しつつあります。
さらに、、楽天株式会社、株式会社ファーストリテイリング、アサヒビール株式会社、シャープ株式会社（研究開発部門）、株式会社日立製作所、武田薬品工業株式会社、ソフトバンクグループ株式会社など、英語を社内の公用語にしている日本企業も数多くあります。
（表３）
このように、そもそも英語が出来なければ入社できない企業、入社後に昇格やキャリア選択をしていくうえで英語力はますます必須の条件となりつつあるのが現状です。
国内では得られない情報を入手することができる。
英語が情報収集に不可欠である最も顕著な理由が、情報量の差です。
W3Techs社がAlexa.comのトラフィックランキング上位1000万のサイトについて調べた2021年1月のデータをVisual Capitalist社が独自要素を加えてグラフ化した統計によると、インターネットの世界で最も利用されている言語は英語です。
https://www.visualcapitalist.com/the-most-used-languages-on-the-internet/
実際に英語を使っている話者数は11億3000万人（人口比16.2％）なのですが、ネット上では60.4％と、最も多く用いられている言語になっています。
つまり、英語で情報収集ができると、日本語で発信されている情報の約30倍ものさまざまな情報にアクセスできるというメリットがあるのです。
外国人との交流を深め、海外文化を肌で感じることができる。
英語で自由にコミュニケーションをとれるようになると、ビジネスのみならず、外国人と直接会話することで交流を深めやすくなったり、海外文化に対する理解が深まり、海外旅行の楽しみも広がるなどの多くのメリットがあります。
英語上達には、検定試験へのチャレンジが最適！
英語力を高めることが今後ますます重要になることはわかった、でもそのために何から手をつけてよいのかわからない。。
そんな時は、英語の検定試験にチャレンジするのが最適です。
英語の資格には語学力を証明するものから、語学力を活かした専門知識を証明するものまで種類はさまざまありますが、まずは日本における英語の2大検定試験である「英検」そして「TOEIC」が最適です。
この2つの検定試験は、英検が2級や1級など級位制の資格であるのに対して、TOEICは点数（スコア）で表示されるという違いはありますが、
・認知度が高い。
・TOEICでは、入社や昇進、昇格等、ビジネスで評価される指標となっている。
・英検では、英検資格は高校受験・大学受験の推薦枠の要綱の１つに該当するため、極めて有利になる。
こともあり、取得する価値が非常に高い検定試験です。
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